由利島からDASHで帰る途上で艦船に出くわす!

 
 由利島の近くに大型船の航路が通っています。
 関西と九州・韓国等との間を結ぶこの航路には、いろんな船が走っていておもしろいです。
 仕事で、商船や漁船、巡視船、外国船など、いろんな船に関わったことがありますので、そもそも船舶には親しみがあります。
 

 
 大型船航路をまたぐ必要があるとき、ビビっていてはいつまでたっても先へ進めません。
 私は大型船の動きがだいたい読めますので、突進するつもりでできるだけ近づき、やってくる大型船に対して道を譲るか、先に横切ってしまうかの判断を行います。もちろん動力船に比べ手漕ぎでは圧倒的に進行速度が遅いですから、そのことを計算する必要があります。
  
 以前、大型船が通過するラインの手前で待っていると、韓国の貨物船の船長らしき人がブリッジからわざわざ出て来て、私に向かって大きく手を振ってくれたことがありました。大型船だろうが、手漕ぎ小舟(シーカヤック)だろうが、同じ船長同士です。心通じるものがありました。
  
 今回も大型船航路で船舶の動きを見ていたら、何やら見慣れない形の船が遠くからやってきました。もしかして自衛隊の艦船かなと思ってたら、大当たりでした。2隻が前後に並んで航行していました。呉基地に帰るところでしょうか?
 通常の大型船舶であれば、シーカヤックに乗った私を見て、又は見えていないのかもしれませんが、避けることはあまりありません。でも、艦船は私たちを避けるようなラインを取っていました。おそらくかなり手前から、双眼鏡を持った見張隊員が「前方にシーカヤック発見!」と航海長等に報告し、多少避けるライン取りをしてくれたのだと思います。
 私からは、ありがとうの気持ちを込めて、背筋を伸ばして最敬礼を行いました。
 それにしても、機敏で足が速そうで最新型みたいな艦船で、カッコ良かったです。
 



 

由利島へシーカヤックでDASH!


 

松山市沖の無人島、由利島へシーカヤックで行ってきました。
DASH島は由利島で間違いありません。
トロッコ列車のレール据え付け資材がありました。
先週の番組で、TOKIOのメンバーがアワビ、サザエを焼いた石積みの「かまど」も、網の上に貝のカラを置いたままにしてありました。
現場で土木作業をしていた業者の人から、島全体を借り切っているので出て行ってほしいと言われ、短時間の上陸でした。
 

 
9時30分に梅津寺から出航した当初、結構、潮が流れていて、興居島渡りの海峡や、その後、釣島を横に見るまでの間は手こずって、時間を要しました。
由利島を目指すも、漕げど漕げと近づかず、どう考えても今日中に行って戻れないと諦めようとしたとき、気が付きました。
あれは大水無瀬島であると…
潮の流れを考えて、大回りしていたコースを慌てて修正し、由利島についたときには、14:30。5時間漕ぎ続けました。
もうヘトヘトで、野宿を考えて上陸したら、先のとおりです。
 



 
暗闇ツーリングを覚悟で15時に帰途につき、ついに興居島あたりで闇に包まれました。
場合によってはこうなると思い用意していたヘッドランプを点滅させながら、興居島海峡を越えて梅津寺に戻ってきたのは18:30でした。
 


 
由利島に到着したときにはかなり体力を消耗していましたが、長距離を漕いでいるうちに体が慣れフォームが固まり、密かに蓄えられていた底力と相まって、ゴイゴイ漕ぎながら、早いペースで無事帰還しました。
 
昨日は天気良く、風なく、海が穏やかだったので日帰りできましたが、ちょっとでも荒れてたら厳しいでしょうね。
由利島へは途中で避難する島もないので、注意が必要です。
 

シーカヤックで島めぐり

 来る大洲市カヌー駅伝ツーリング大会の練習も兼ねて、久しぶりにシーカヤックツーリングを行いました。松山市北条の通称モンチッチ海岸から安居島(あいじま)、中島、睦月島、野忽那島を回って北条に戻るルートで全行程40kmでした。【8時出発~18時到着】

 安居島は帆船時代は潮待ち・風待ちの港としてにぎわいを見せ、遊郭もあったそうです。でも、昭和に入り船舶の大型化、動力化とともに、港町としての機能が失われ漁村となりました。最盛期の人口は500人で、現在20人程度となっています。これでも平成21年に移住一家があって持ち直した数字なのです。
 >> 新聞記事(朝日新聞)
 島にはこの人口で簡易郵便局が残り、小型の旅客船も北条との間で運行されています。島には宿泊施設はありませんが、夏季には本土からの日帰り旅行者を受け入れられる便が運航され、釣りや海水浴や島めぐりする人が少ないながら訪れるようです。
 だからこの日、私のようなよそ者がうろついても変な目で見られることはありません。もっとも沈みそうな手漕ぎ舟(シーカヤック)で来たことには驚かれますし、これから中島を回って帰ると言ったらさらにびっくりされました。

 さすがに最後の方は漕ぎ疲れましたが、最後の難関があります。野忽那島から北条の間の大型船航路を渡ることです。関西から九州の間を結ぶ本船航路に加え、松山港に出入りする貨物船や旅客船の航路が複雑に入り混じる海域です。航路の位置、航路標識、船舶に関する法令などを知って大型船の動きを読むことができなければいけませんし、潮流や風が吹き付ける中でもしっかり艇をコントロールして大型船をかわせるだけの体力やテクニックも必要です。

全体行程40km、所要時間10時間(漕いでる時間:7時間、平均時速:5.7km)
8時出発、18時到着
■松山市北条モンチッチ海岸→小安居島(無人島)
 距離9km、所要時間1時間30分、平均時速6km(無風、潮流ほとんどなし)
【小安居島にて休憩10分】
■小安居島→安居島
 距離3km、所要時間30分、平均時速6km(無風、潮流ほとんどなし)
【安居島にて探索、休憩1時間】
■安居島→中島(港)
 距離13km、所要時間2時間、平均時速6.5km(無風、順潮)
■中島→睦月島→野忽那島(東海岸)
 距離7km、所要時間1時間25分、平均5km(無風、やや横潮)
【野忽那島にて休憩50分】
■野忽那島(東海岸)→北条モンチッチ海岸
 距離8km、所要時間1時間30分、平均5km(無風、やや横潮)

四万十川カヤックツーリング

 
今日は暖かい良い天気でした。
四万十川でのカヤックツーリングも楽しかったです。やはり遊びは自然の中に限ります。

川で遊ぶ者がいることで川の自然が守られる可能性があると私は思っています。
多くの人々が川に近寄らず見向きもせず、排水路や用水路くらいに考えたら、川はどうなってしまうでしょうか。水に入れば、川に何が起こっているのか分かります。
私たちは、汚染された川や人工物で味気のない川では遊びません。
カヤックが遊ぶ川は、きれいで、自然が守られている川です。

カヤックに関心を持つ若者は年々減っています。
四万十川で一年を通じて遊んでいる趣味グループは私たちのほかは、あまり見かけません。
川遊びも御多分に洩れず、高齢化の波が押し寄せています。
こんな楽しい遊びができるフィールドを放っておくことはもったいないことだと思っていますが、もしかしたら、将来すたれてしまうかもしれません。
こう考えると、過疎地域の活性化にも似た問題です。

ちょっと硬い話になってしまいました。話を本題に戻して…
今日は春の陽気に誘われて、松山方面と東予方面から6名の仲間が集まり、四万十川の三島の瀬からふるさと交流センターの間を瀬遊びしながら下りました。



数日前の雨の影響か、水量は平常より少し多めで、三島の瀬ではサーフィンを楽しめました。
しかし、水量が多くなるとその分、体力を要します。
もっと体力があれば、もっと楽しく遊べるのにと、悔しい思いが湧きあがります。
カヤックするたびに「今度こそは体力づくりに本気で取り組むぞ」と意気込むことの繰り返しですが、今回も“今度こそは頑張ります!”


 

四万十川のほとりから(H24.4.15)

 

四万十川のほとりから、おはようございます。
今日、四万十川でカヤックツーリングを楽しむために、昨夜のうちに現地への移動を完了させていました。
本当は夕方頃に到着して、キャンプを楽しむつもりだったのですが、たまっていた雑用をしていたらすっかり遅くなり、松山の出発が19時過ぎになりました。
最近開通した松山自動車道の宇和島道路の三間IC経由で来ると、何と30分くらい所要時間が短縮し、四万十町土佐昭和のふるさと交流センター着が21時過ぎでした。

昨夜は星が満開でした。
街中にいると、夜空を見上げることもありませんが、やはり田舎はいいですね。

疲れていたので早めにシュラフに包まって車中泊しました。

今日、松山からやっている仲間もいますので、それを待ってダウンリバーを楽しみます。
それにしても、ネットにつながる環境があれば、どこでも不自由はしません。
どこでも仕事ができるし、ブログをアップしたり、フェイスブックに投稿することもできます。

前回、3月17日に仲間と二人で今日のコースで遊びましたが、ずっと運動らしきことをしておらず、すっかり体力が落ちていたので、思うようにカヤックを操ることができず、楽しさが今一つでした。おまけに翌日以降、疲れが残って、風邪を引いてしまうという始末…。
何をするにも体が資本です。

その後、ジョギングを始めたりしましたが、まだまだ体力は回復していません。
明日から出張なので、今日はあまり疲れすぎないように注意します。
 

面河川カヤックツーリング

 
死ぬかと思った平成23年秋の面河川カヤックツーリング。そのレポートがカヤック仲間に好評!?
体重減量、体力増強を誓うも、習慣化している日常生活の中ではなかなか改善が図られない。悩ましい…

面河川ツーリングレポート(Kayaking.jpサイト)

面河川/通称「ミニ曲り戸」